2017年7月27日 (木)

朝日新聞 論壇時評「AIが絶対できないこと」の致命的落とし穴

 今朝(7月27日)の朝日新聞「論壇時評」に歴史学者 小熊英二氏が「AIに絶対できないこと」と題した評論を書いている。  小熊氏はさまざまな論者の指摘や事例を挙げ、 AIは過去のデータから推論出来ることしかやらないから、既存の考え方やこれまでの傾向の枠組みでしか予測ができず、新しい提案やイノベーショ...

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2017年7月24日 (月)

人手不足なのになぜ労働賃金が上がらないのか?(その3)

 今朝(7月24日)の朝日新聞朝刊第1面に「移民頼みの現場」という見出しで、いまの日本で実質的に「移民」といってよい外国人労働者が108万人もいて「人手不足」を補っており、年々増え続けているという記事が出ていた。  こうした現実に反対する動きを「排外主義」として対置し、分け隔てなく移民を受け入れるべ...

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2017年7月23日 (日)

人手不足なのになぜ労働賃金が上がらないのか?(その2)

 そこでこの問題をマルクス経済学の視点で考えてみよう。  周知の通り、資本主義社会では、すべての社会的生産物が商品として生産され、商品として流通する。資本主義社会では一般に商品の流通は「等価交換」を原則として行われ、それを貨幣が媒介する。しかし、この過程のどこかで価値は増えるのである。だから資本家は...

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2017年7月22日 (土)

人手不足なのになぜ労働賃金が上がらないのか?(その1)

 いま日本では輸出関連や建設業などの大企業が利益を増やし、観光関連産業などでも利益が増えているし、株価が2万円台を維持して「景気は悪くない」と見られている。そして日銀は相変わらず物価2%上昇基調を維持できるまで「異次元の金融緩和」を続けると宣言した。相変わらずアベノミクスをサポートし続けようというの...

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2017年7月18日 (火)

観光産業振興政策で覆い隠される現実

 今朝のNHK海外ニュースで、スペイン・マジョルカ島の現状が報道されていた。  それによるとマジョルカ島は観光地として世界的にブランド化されているため、世界中からおそろしいほどの数の観光客が訪れ、つねにそこにもとから住んでいる人たちの何十倍もの観光客が溢れている。そのため、昔からそこに住んでいる人た...

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2017年7月14日 (金)

「連合」の堕落をもたらした労働者階級の現状への無知

 日本の労働者階級を代表する機関である「連合」が、安倍政権の進める「働き方改革」の一環としての「高度プロフェッショナル制度」(一般的労働時間規制から外す特令いわゆる「残業代ゼロ法案」)をこれまでの反対の姿勢から受け入れに切り替えた問題は、過労死した労働者たちの遺族や、傘下の労働組合内部からも大きな疑...

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2017年7月 6日 (木)

デザイン論における私の基本的主張(その4)

(前回からの続き)  (7)いまデザイン研究の中で「次世代社会のデザイン」を打ち上げた人たちがいる。しかし、これも結論からいうと、いまの社会システムの中でのデザインのあり方の本質的矛盾を問うことなく行えると考えるのは、あまりにも現実社会を知らなすぎる「インテリ」の思い上がりに過ぎず、単なる妄想である...

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2017年7月 5日 (水)

デザイン論における私の基本的主張(その3)

(前回からの続き)  (4)ではデザイン行為とは純粋に個人の主体的内面の問題なのか?答えはノーだ。デザイン行為は「人間とは何か?」という問題を含むと同時に諸個人が「諸個人」たる根拠としての共同体つまり社会の問題でもあるのだ。   それはデザイン行為が同時に人間の表現行為でもあり、そこにはその主体が何...

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2017年7月 4日 (火)

デザイン論における私の基本的主張(その2)

(前回からの続き) (3)そしてデザインの概念規定や理論研究に関しての問題であるが、それらの研究を「科学研究」の一環として自然科学などと一緒にとらえるのは間違っていると思う。なぜなら、デザイン行為そのものは科学の対象ではなく、むしろその成果を適用して行われる実践的行為だからである。それはよく言われる...

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デザイン論における私の基本的主張(その1)

 前々回に第64回デザイン学会研究発表大会に関する感想を述べた私のブログで偉そうなことを書いてしまったのでここで私の主張の核心部分だけ書いておこうと思う。間違っているかもしれないが、そうであれば遠慮なく批判してほしい。批判は「非難」ではなく本来その背後に建設的な意図があるものなのだから。  (1)ま...

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