2018年1月18日 (木)

社会主義理論学会第76回研究会に参加して(付録)

 このブログへの「迷える羊」さんからのコメントもあり、またそれがいまの若い人たちの見解を代表したものの一部とも考えられますので、ここで若い世代の人たちに向けてちょっと一言付け加えておきます。  人の人生はその人が生まれて死ぬまでに過ごした生活を現出させている歴史的背景、つまり時代背景があるといえます...

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2018年1月17日 (水)

社会主義理論学会第76回研究会に参加して(その4)修正版

(前回から続く)  国分氏の主張は、要するにポスト・スターリン主義社会でも国家や市場経済は存続し、資本主義経済体制での株式会社制を労働者の持ち株会社として転換し、そこに共同占有社会(富の個人分有と生産手段の占有)という形を実現して行くというものであろう。どこかで見たことのある主張であるが、これはどう...

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2018年1月16日 (火)

社会主義理論学会第76回研究会に参加して(その3)

(前回から続く)  2番目の講演者は、国分幸氏である。テーマは「ポスト・スターリン主義の社会に寄せて」であった。国分氏は、まず、「1:スターリン主義体制は「一国一工場」体制である。」という大項目から論を展開した。   国分氏は、現存した社会主義国はユーゴを除いて、いずれもレーニンの4つのテーゼに集約...

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社会主義理論学会第76回研究会に参加して(その2)

(前回からの続き)  講演の後、紅林氏に対して慶応大の大西氏から次の様な3点についての質問があった。(1)紅林氏がNPOなどの非営利的協同経済システムを育成することが重要であるとされたが、それは基幹産業においては困難が多い。そこでやはり「株式会社社会主義」という考え方も必要だろう。(2)「プロ独」=...

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2018年1月15日 (月)

社会主義理論学会第76回研究会に参加して(その1)修正版

 昨日慶応大学で開催された表記学会をのぞきに行ってきた。内容は、紅林進氏の「民主制の下での社会主義的変革」と国分幸氏の「ポスト・スターリン主義の社会主義について」という二つの講演とそれをめぐる質疑であった。  紅林氏の講演は同名の著書の発刊に合わせたものであったが、その内容の一部に関する以下の様なも...

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2018年1月 7日 (日)

AIが「人工知能」であるということの再確認

 AIがビッグデータからの学習で人間を超えた予測と判断能力を持つようになり、やがてはあらゆる部面で人類の能力を超えたAIが登場する。という問題(シンギュラリティ)が人々に期待と不安を抱かせているが、この問題については以前このブログでも取り上げた。しかし今朝の朝日新聞などでは、人間がAIに勝るのは「意...

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2018年1月 4日 (木)

「銃火なき戦争」の場と化した国際経済

 アメリカは「アメリカ・ファースト」を叫び一方で中国を将来の「仮想敵」とみなしながら、他方では互いの貿易における共通利害を求めようとしている。20世紀後半以後の世界資本主義は、経済的互恵関係こそ戦争でではなく平和に国際関係を保っていくベストな方法だと考えるようになってきている。これは一見「正論」のよ...

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2018年1月 3日 (水)

2018年世の中はどうなるのだろうか?

 2016年末にこのブログで2017年の予想を書いたが、「当たらずといえども遠からず」であったと思う。事態は昨年とほとんど変わっていない。相変わらずアメリカは中東問題などでトランプに振り回されているし、中国は習皇帝のもとで「一帯一路計画」などの大看板を掲げ、日本もそれに追従する構えだ。ロシアはシリア...

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2017年12月25日 (月)

自由主義という名の独裁体制

 前のブログで書いたオランダのヘルト・ウィルダース率いる「自由党」は党首だけが公認党員であって他は彼の取り巻きに過ぎないようだ。党の中で決めごとがあるときも党首と異なる異見をぶつけても「そんなことはあまり意味がないだろう」と一蹴され無視される。こうして「効率よく」党の方針や政策が決まる。  彼は「自...

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「ポピュリズム」と「リベラリズム」という対立の基礎にあるもの

 今朝のNHK-BS1で放映していた大越キャスターのオランダ・レポートは面白かった。  オランダでは最近ヘルト・ウィルダース党首率いる「自由党」が移民排斥を主張して支持を集めている一方でそれに真っ向から反対し、人種・性差別反対などを主張する「緑の党」がやはり支持を集めている。これは移民問題をきっかけ...

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«「脱炭素革命」は儲かるか?という資本家達の発想