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2008年6月1日 - 2008年6月7日

2008年6月 4日 (水)

そして再びスタート

しばらくこのブログを休んでいたが、再び執筆を開始しようと思う。

なぜしばらく休んでいたかというと、一つには最近とみに目が悪くなって、特に左目がよく見えなくなってきたため、本を読んだりパソコンで物書きをすることが非常に疲れるようになったことがある。60代後半の年齢としては無理からぬことなのだろう。
もう一つは、ある小さな事件があり、私の精神的な状態がかなり不安定になっていたことがある。この小さな事件については私的なことなのであまり書きたくない。

しかし、その小さな事件が私にある一つの決心を促した。それは、もう私にとって人生の残された時間はそれほど多くないので、いままで心の中に溜めて醸成していたさまざまな思いや思想をもう誰にも憚ることなく吐き出そうという決心である。

すでに、インド紀行に始まりシグマリオン云々に終わるこのブログの前半でもその気配が濃厚であったことは確かである。しかし以前は、やはり何か一つのこだわりというか遠慮の様なものがあった。だが今はもう何も遠慮することはないという居直りに似た気持ちがあり、自分にとって真実であることは、それを覆い隠したまま、やがて老いぼれてしまい、何もかも忘却の彼方に置いていってしまうことになるのは耐えられなくなってきた。こう書いているうちに、これと似たようなことをどこかで書いた気がしてきた。私的な日記だったか、このブログの一部だったか思い出せない。かくのごとく、もうすでに私の内部宇宙にある膨大な精神世界は刻々と忘却の彼方に消え去りつつあるのだ。

自分が自分であることの意味、つまり自分はなぜこの時代にこの場所に生まれ、何をするために生きているのだろう、という疑問は若いときから常に頭の中にあった。やがて年を経るにしたがって、この疑問に自分なりの解答が得られるものと思っていたが、決してそのような解答は得られなかった。脳細胞の衰えによる老人性ボケはそのような懊悩に最終的決着をつけるべく自然界が用意した巧みな仕組みなのかもしれない。しかし、私はなおその巧みな仕組みに対して抵抗し戦うつもりだ。

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