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2012年7月26日 (木)

閑話休題:笑えぬジョーク

 mizzさんから「日本商工会議所の原発推進見解を突く」にコメントを頂いた。私は普段あまり「にちゃんねる」やTwitterを見ないので、こういういろいろなジョークが飛び交っているとは知りませんでした。民主党の次期選挙キャッチフレーズとして、「国民の生活が二番じゃダメなんですか?」「最低でも国民生活は圏外」は傑作ですね。草の根からほとばしり出た、この笑えぬジョークは期待を裏切られた人々の怒りの表現でもあるわけでしょう。

 「コンクリートから人へ」とか言って勇ましかった政権交代直後の民主党は、沖縄の基地を「県外」どころか1センチも動かすこともできず、東日本大震災と福島原発事故という大きな自然災害と人災を経ても、その後われわれの生活に何も新しい状況を生み出すこともできず、結局、自公政権と同様、増税と「経済界の活性化」を待たなければ、何もできないということを暴露した。

 日に日に高まる政府への不信と抗議デモへの参加者の増大は。いまひとつの歴史的転換点にあることを感じさせます。

 しかし、このデモがいわゆる市民感覚だけで盛り上がっているうちは、支配階級はそれを単なる「ガス抜き」としか見ないでしょう。

 デモがむやみに「過激化」する必要はないでしょうが、このボトムアップ的パワーをもっと実力あるものにしていく必要があるように思います。

 例えば、国際市場での競争に明け暮れ、株価や為替レートに一喜一憂している資本家たちによって、それとは本来何も関係のないわれわれの日々の生活が脅かされるという不条理に対抗するために、生活必需品の生産と消費を直接結ぶネットワークを広げ、資本市場のネットワークとは別の、生活ネットワークを作って行くことも一つの可能性であるように思います。

 資本家の商品市場での取引に対する消費税が増税されても、このネットワーク内でしか用いられない「特殊通貨」であれば、それに課税される理由は何一つありません。資本家的企業が倒産して解雇になっても、この草の根生活ネットワークで一定の役割をもって働いていれば、それに見合った生活資料を受け取ることができる。

 本当の意味でのボトムアップ的社会を目指すのであれば、こういう視点から出発するのもいいと思います。

 そして支配階級が勝手な政治を行おうとすれば、そのときには「底辺の実力」をもってこれに対抗できるようでなければ、本当に世の中を良くすることなどできないと思います。

 やがては、このボトムアップネットワークが社会の運営主体となり、無駄な国際市場競争やそのために強いられる過酷な労働、そして無駄な浪費による「経済活性化」とそのために必要とされる原発推進などをやらずに、本来の意味での「コンパクトな社会」を生み出して行けるようになるのではないでしょうか。

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