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2014年3月19日 (水)

「安倍イデオロギー」に騙されるな(3)

 さまざまな情報から判断するに、安倍政権はかなり露骨にマスコミ操作をしているようだ。NHKの幹部人事入れ替えは周知の通りだが、民放でも報道にプレッシャーがかかっているようだ。マスコミの報道では、いいところばかり見せ、自分に反抗する論客はオミットされる。高支持率の裏側ではこういう操作がおこなわれているのだ。まるでロシアのプーチンのようなやり口だ。

 若い世代は自分たちがつくっていかねばならない将来を見据え、もっと真実を知るべきだ。こんなひどい政権を支持してはいけない。「ニッポンを取り戻す」という看板のもと、オリンピックなどを巧みに利用し、いたずらにナショナリズムを煽り、教科書や教育内容を規制し、大資本の成長のためにバカげた金融緩和とインフレ政策を実施し、法人税の減税を行う一方で消費税の増税を強行し、われわれの生活を犠牲にする。国内では大企業優遇で、「格差」が増大し、ろくな仕事に就けない若者たちが、人生の先行きが見えなくて不安なので、鬱憤晴らしで危険なナショナリズムに走り、世相はますます右傾化してゆく。
 そうした雰囲気の中で、政権批判は抑え込まれ、憲法改正や自衛隊の国軍化も大した抵抗なく進むかも知れない。このままエスカレートすれば、日本は集団安保の促進、国民投票による憲法改定、自衛隊の国軍化、そして軍需産業の復活、そしてますます隣国との対立がエスカレートする。戦争の危機が訪れれば、「国を護るため」と称して徴兵制も辞さないだろうし、核兵器も保有することになるかもしれない。
 戦争が起き(戦争は常に相手国が起こしたとされる)、それに動員された若者たちが、避けがたい宿命と感じて家庭や人生を捨て、武器を取り、殺戮に加わり、壮絶な死を遂げたとしても、それは「お国を護るために戦った英霊」とされ、靖国に祀られるのである。彼らが護ったとされる「クニ」とはいったい何なのか?誰のものなのか? 少なくとも自分の1回限りの命を捧げた一人一人の兵士たちのものではなかったことは確かであろう。彼らは何のために死んだのか? 騙されてはいけない!
 どこかでブレーキをかけねばだめだ。いまの「民主主義」はトップダウンであって、マスコミを使った「世論操作」によって、人気のある政治家が選挙で当選する。すべては「人気」如何なのである。派手なパフォーマンスと過激な言動が人気を得る。だからこそ支配層はマスコミや世論を操作しようとするのである。騙されてはいけない!
 若い世代は、スマホの中の世界ばかりでなく、足下の現実を見て欲しい。なぜ自分が漠然としたしかし巨きな不安や不満の中で苦しまねばならないのか? なぜ自分自身の内側からではなく、外側から着せられた「明るさ」や「やる気」によってしか振る舞うことができないのか? あきらめてはいけない! 真実を知ることこそ、真に生きることではないのか?

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