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2016年10月 5日 (水)

シリアの子供たちを誰も救えない悔しさ

 海外ニュースでは毎日の様に、シリアでの停戦合意が破棄されて、アレッポの街が再び攻撃に晒されているニュースが報じられている。死んだり怪我をするのはほとんどが無防備の子供達や一般人である。そして病院に担ぎ込まれればそこにはまともな治療設備もなく、医者達は必至になって重傷の子供達を救うために頑張るが、さらににそこを標的としてアサド政府軍の爆撃が行われる。そして多くの子供達や医療関係者が死んでいく。ロシアはそのアサド政府軍の戦争犯罪を支援する。国連もアメリカもそれを止めさせることができない。

アレッポでの凄惨なニュースが終わるとTVからは高級化粧品のコマーシャルやサプリの広告が始まる。視聴者はこうした雰囲気に中で目に余る戦争犯罪をまるでTVの中のドラマのように「楽しんでいる」かのようにも見える。
そしていたいけな子供達が一日何十人何百人と残酷に殺されていくことを誰も止めることができない。
 人工知能を使ったハイテク機器の開発や自動運転車など「近未来の夢」を売り物にして「ソーシャル・イノベーション」をぶち上げる大企業たちを見ていると、次世代を担う若者達がそんな企業のために「一億総活躍」しなければならないことの矛盾を感じる。世界中で激烈な企業間の競争となっているIoT産業に従事しているエンジニアやデザイナーは、それに生き甲斐を感じているのかもしれないが、そのエネルギーをいま同じ地球上で次々と殺されていく子供達を救うことに向ける方がずっと重要なのではないか?という疑問をもってほしい。それなくして本当の「ソーシャル・イノベーション」などあるはずがないからである。

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