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2017年5月23日 (火)

「共謀罪」衆院「通過予定」の日のマンチェスターの「テロ」事件

 先日委員会を強行採決で通過させた「共謀罪」を野党の猛反対にもかかわらず、政府は本日中に衆院本会議を通過させる「予定」と宣言していた。あらかじめ十分な議論をせずに通過させようというのだろうか?

 そしてちょうどその日の朝、海外からのニュースで、イギリス マンチェスターのコンサート会場で爆発があり、19人が死亡、多数の負傷者が出たというニュースが入った。
 間髪を経ず、政府は官房長官発表を行ない、イギリスのテロ事件に遺憾の意を表明し、テロ撲滅への英国国民との連帯を表明した。
 なんというタイミングの良さだろう。そしてその日の昼のNHK-BSの海外ニュースの時間は、いつもの番組編成を変更して、このニュースだけを全部の時間を使って報道していた。NHKは政府の意向を「忖度」したのだろうか?
しかも、このマンチェスターの爆発事件はこの段階ではまだ詳細が分からず、イギリスの警察は「一応テロとして」捜査していると言っていた。しかし日本政府はその段階ですでにテロ事件として扱っていた。まさに「待ってました!」ということのようだ。
 こうして「テロ」事件を恐れる世論を利用して、「共謀罪」はやすやすと国会を通過し、気がつけば、われわれの生活はつねに「上からの疑念の目線」による監視と管理の中に置かれつづけることになっていくのだろう。
 世の中株価は上がり、景気も良いのだそうだ。しかし、それは誰にとって「景気が良い」のだろうか?韓国では朴前大統領が財閥からの収賄と職権乱用の疑いで逮捕され、裁判が始まっているが、日本では森友、下計学院問題などでの職権乱用も政府官僚によってもみ消され、うむをいわせず2年後までに憲法を改定させ、今日「共謀罪」も「予定通り」通過させる。韓国に比べなんと日本の民意は低いのだろう!

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