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2017年6月 6日 (火)

三内丸山集落と白神山地(その1)

 先日初めて、津軽地方の縄文前期の集落の蹟である三内丸山遺跡とその社会を支えた広大なブナ林が未だ手つかずで残っている白神山地を訪れた。

三内丸山集落蹟に復元された巨大な栗の木による列柱のモニュメントと巨大な茅葺きの集会所?は、当時のまだ階級社会が成立していなかった原始共同体の生活を思い起こさせるものであった。巨大な列柱モニュメントは何かの祭儀に用いられたと想像されるが、ムラのシンボル的なものであっただろう。そしてここで行われたと思われる祭儀は、おそらくは今の様なカリスマ的教祖への宗教儀式というよりは大自然を神として畏敬の念をもって扱い、その一部としての自分たちの共同体の存続と維持を祈念していたのではないだろうか。
集会所と思われる巨大な建物の内部は上座下座などの区別もなく同じ高さの土の床に座って話し合いをしたらしい。現代社会の様に、人生のすべてのシーンが金儲けの手段として利用され、恣意的に作られた空虚な「便利さ」や「おもしろさ」に囲まれることが生きる意味であると思い込まされながら老いて行き、結局社会から見捨てられるということは決してなかっただろうし、おそらくはシンプルで明快な関係のもとに共同体での支え合いの中で、力一杯の人生を生き抜き、現代よりもはるかに充実した日々を送っていたに違いないと思った。
Photo_3
Photo_2
(その2)に続く。

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