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2018年8月12日 (日)

アミラ・ハスというイスラエル人女性ジャーナリストの生き方

 以前NHKTVの海外ドキュメンタリー番組で、アミラ・ハスというイスラエル人女性ジャーナリストの生活が放映されていた。彼女はイスラエル人であるにも拘わらず、パレスチナに住み続け、イスラエルが行っているパレスチナへの暴力的行為を世界に報告し続けている。

 当然、危ない目にも遭っているし、パレスチナ人からはイスラエルのスパイではないかと疑われたりする。それでも彼女は真実を伝えるために頑張っているのである。
  戦後パレスチナ人が住む地域に戦勝国であるアメリカやイギリスの後押しで、自分たちの国を作ったイスラエルはそれに反抗するパレスチナ人たちへの「防御」を名目とした敵対行為を繰り返しながら、かつての第2次大戦中のナチによるホローコーストを盾に、虐げられたユダヤ人というイメージを逆手に取って、ヨーロッパ諸国やアメリカがあまり反対行動を取れない状況を利用して、強大な軍事力を養ってパレスチナへの侵略行為を続けてきた。それに対してパレスチナの悲惨な状況への人道的見地から何とかイスラエルの行動へのブレーキをかけようとする国際的な力が働き、一時は和平合意が成立するかのように見えた。しかし再びイスラエル側の民族主義的ネタニヤフ政権によってそのバランスが失われて行ったのである。
 さらにいまシリアでの独裁政権に反対する勢力が起こした反乱による混乱状態を利用してISやイラン、トルコ、そしてロシアなどが絡む複雑な戦乱状況になり、多くの犠牲者が出ている中で、アメリカのユダヤ系資本家達をバックに持ったトランプが大統領となりイランと対立するイスラエルへの強力な支持を表明したため、パレスチナは再びイスラエルの過酷な敵対行為に晒されている。
 そんな中での勇気あるアミラ・ハスの生き方に私は大きな感銘を受けた。
(一部削除しました)
 ただひたすら、自分の政権を護り、「ニッポンを取り戻す」と豪語し憲法改定と軍事力の増強にひた走り広島や長崎の長年の希求であるにもかかわらず核保有禁止条約に加盟せずわれわれ日本人の未来への展望と希望を奪っていくような政治しかできない人物がいまなお35%もの支持率を維持しているこの国は一体どうなっているのだろう?
日本ではアミラ・ハスの様な勇気ある偉大な生き方のできる人物は現れないのだろうか?

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