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2019年3月23日 (土)

閑話休題

 このところ、いろいろなことがあって、このブログをしばらく休んでいたが、忘れられてしまわないように、久々に「閑話休題」と行こう。
NHK-BS「世界のニュース」から。フランス・ドゥーのニュース。
このところ毎週行われるガソリン税引上げや労働法改正に反対する労働者たちによる「黄色いベスト運動」の大規模デモに関して、フランス政府は、破壊行為防止のため、軍隊を導入することを決定した。フランス・ドゥーの記者がそのデモ規制に出動する兵士にインタビューした。彼はこう答えた「われわれは国民に銃を向けるのではなく、フランスを護るために出動するのだ」。う〜ん、ということは「黄色いベスト運動」の人たちはフランス国民じゃないってことか?
 もう一つ、フランスではこのごろ睡眠時間が短くなる傾向が強く、労働者の平均睡眠時間が7時間を割るようになった。そこで職場では臨時のテントを作ってその中で従業員が昼食後30分ほど昼寝をしてよいことにした。15分間の浅い眠りでも生産性が30%上がるという研究結果もあるそうだ。しかし、ここでいう「生産性」っていったい誰のための生産性なの?すくなくても労働者自身の生活にとっては何の意味もないことだと思われるが。ついでにこの昼寝場所を有料で貸す業者も現れたそうだ。労働者の長時間労働への対処もまた「ビジネス・チャンス」なのだ!
 そして今度はわがニッポンの話。
 人手不足のため、コンビニ店長たちが24時間営業による長時間労働に反対して休業時間を設ける様に本社に要望した。ところが本社は「お客様(コンビニ利用者)への迷惑となる」としてこの申し出を断った。帰宅が夜中になる店長もおそらくコンビニの客となる場面もあるのではないのか?「お客様の迷惑」よりも従業員の健康を軽視するのは「お客様が迷惑」という理由は表向きであって本当は他社コンビニとの熾烈な競争に勝つためだからなのだろう。これはコンビニ会社に限らない。「顧客」もまた労働者である。うした経営者の「購買者のため」とか「便利になるから」という偽善的態度に騙されないように気をつけよう。さもないと結局自分のクビを絞める形になるからだ。

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